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今週・・・・というか壮絶にたくさんのまとめvol.129~135

ほぼ2ヶ月放置していたのでその間読んだ本及び漫画を整理してみる。

2010年

梶尾真治「アイスマン。ゆれる」
・カジシンらしい終わり方だがちょっと物足りない。

日日日「ひなあられ」
・表紙に騙されるがバトルロワイヤルもの。無理。

汀こるもの「完全犯罪研究部」
       「動機未ダ不明 完全犯罪研究部」

・新たなるシラケ世代? これもちょっと・・・・

山田風太郎「甲賀忍法帖」
・忍法って、案外医学的。

瀬尾まいこ「ありがとう、さようなら」
・しんみり日常エッセイ。

恩田陸「木洩れ日に泳ぐ魚」
・珍しくすっきり終わるけど何だかもやもや。

山田風太郎「虚像淫楽」
・古いのに古くない不思議なミステリー集。

香月日輪「地獄堂霊界通信⑥」
・良くも悪くも今まで通り。

楠木誠一郎「透明人間あらわる!」
        「動機なき殺人者たち」
        「人造人間あらわる!」
        「消えた探偵犬の秘密」
        「ジキルとハイドあらわる!」
        「闇からの挑戦状」
        「時空からの使者」
        「悪は永遠に消ゆ」

・児童書とは思えない壮絶な展開があったり、なかったり。

西澤保彦「夢は枯れ野をかけめぐる」
・ミステリーというより高齢社会への警鐘。表紙デザインセンスねえな。

太田忠司「予告探偵-西郷家の謎」
・超展開だけどちゃんと伏線あり。こえぇ。

Michael Bond「パディントンの一周年記念」
・一家に一匹パディントン。

山田風太郎「太陽黒点」
・ミステリーはこうあるべき。

田中芳樹「創竜伝1 超能力四兄弟」
      「創竜伝2 摩天楼の四兄弟」

・あれ、意外と面白い。よい子は真似しないでね。

山田風太郎「幻燈辻馬車」上・下
・革命の話。歴史には残っていないけど。

漫画(2010年9月17日以降のまとめ)
京極夏彦・樋口彰彦「ルー=ガルー 忌避すべき狼・3」
・完結。原作とはちょっと違った気がした。

浅田弘幸「テガミバチ・11」
・とうとう物語の核心に近づいてきたような気がする。

志村貴子「かわいい悪魔」
・綺麗なお姉さん大好きです。文句あっか?

石黒正数「それでも町は廻っている・8」
・やっぱりどんどんつまらなくなっていってるような気がするのは気のせい?

細野不二彦「東京探偵団」1~3
・密かな名作。キャラ設定完璧。そして壮絶にバブル。

細野不二彦「CAT WALKER」
・表紙のイメージ通り。

志村貴子「放浪息子・11」
・アニメはあくまで原作ありきって感じだった。だからどうってことはないけど。

吉元ますめ「おしいれのわらしさん」
・反省している。とにかく反省している。

福島聡「星屑ニーナ」
・一冊で完結かと思いきや、え、続くの?

2011年

朱川湊人「鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様」
・漢字難しい。まだまだ続くね、こりゃ。

小路幸也「カレンダーボーイ」
・悲惨だけど言い終わり方だった。

北林一光「ファントム・ピークス」
・作者が個人だからってこれは誉められない。駄作です。

太田忠司「琥珀のマズルカ」
・最近太田作品はファンタジー系にシフト気味か。

佐藤さとる・村上勉(絵)「だれも知らない小さな国 コロボックル物語①」
・ほらあなたの足元にも。続きも文庫化希望。

田辺青蛙「生き屏風」
      「魂追い」
      「皐月鬼」

・以外に面白かった。猫先生いいわ。

小野不由美「ゴーストハント② 人形の檻」
・人形こえぇよ。

三津田信三「忌館 ホラー作家の棲む家」
・狂気で片付けてしまうとちょっと惜しいよね。

三津田信三「作者不詳 ミステリ作家の読む本・上」
・さっき読んだ。下巻はこれから。ホラー+(案外)安楽椅子探偵。

漫画
福島聡「機動旅団八福神」1~10
・難しかった。そして一気に読まないと気が済まないこの性格を何とかしないと・・・・。

# by karacli-orchestra | 2011-01-16 23:34 | 今週のまとめ 

今週のまとめvol.128

楠木誠一郎「真犯人はそこにいる 帝都<少年少女>探偵団ノート」
・短編のような長編ってスタンスは好きです。個々の話もなかなかなんだけど、それが最後にひとつにまとまっていく様は見事です。

Poul Gallico「トマシーナ」
・「ジェニィ」の続編・・・・のはずだけど、読んでなくても全然問題ありません。だって冒頭でちょっとだけ触れられている程度だから。これはある猫と女の子と獣医師の奇跡的なお話。物語の着地点としては「ジェニィ」よりもよかったと思います。新訳だから読みやすいし。

谷原秋桜子「鏡の迷宮、白い蝶」
・前作に引き続き、前日譚めいた短編集です。解説を読んで(太田忠司さんだった!)思い出したけど、本編では水島のじいちゃんって死んでしまった後なんだっけ。そう思うとちょっとめそっとしちゃうね。それにしても料理にまつわる事件が多くてお腹減りました。だけどそろそろ話、前に進めた方がいいんじゃないかな。

Michael Bond「くまのパディントン」
          「パディントンのクリスマス」

・最近心が荒み気味だ。そんなときにあることを思い立つ。「そうだ、パディントンを読もう」。疲れ切った心を癒すべく読み始めたこのシリーズ、いやぁ、癒される。パディントンの言動のひとつひとつに癒される。読むなら無心になるべし。だってパディントン、迷惑過ぎるし。笑えるね。

# by karacli-orchestra | 2010-11-28 23:59 | 今週のまとめ 

今週のまとめvol.127

楠木誠一郎「吸血鬼あらわる! 帝都<少年少女>探偵団ノート」
・やっぱりこの辺りの時代は大好きだ。内村鑑三や幸徳秋水みたいな実在の人物も多数登場して、挙句には少年時代の芥川龍之介まで現れる始末。時代考証がとても上手く行われているなと思ったら、著者は元々歴史小説を書いてた人なんですね。ポプラ社から出ている子供向けの本ではあるけど、なかなか侮れませんね。

津原泰水「蘆屋家の崩壊」
・薄い本だったので軽い気持ちで読んだら後悔した。すんごい濃厚な1冊。この薄さなのに。どっしりと腰を据えて覚悟を決めてから読みだすべし。一人暮らしをしている身としては、「猫背の女」はとても怖い。夢に出てきそうだ。

楠木誠一郎「記憶をなくした少女 帝都<少年少女>探偵団ノート」
・元々必要性があって児童書というものを読み始めたのだけど、こうやって読んでいると最近の児童書って結構面白いし、結構凝っている。もちろん一般ミステリーよりも薄味ではあるけど、パズル要素もある。もっと背伸びした読書もしたいけど、こういうのもやっぱり読みたくなってしまうんですね。

小野不由美「ゴーストハント① 旧校舎怪談」
・ある動画サイトでアニメになったものを観てしまった。こんな風に復刊すると知っていたら絶対に観なかったのに。そんなだからストーリーもオチもだいたいわかっていたわけですが、それでも読んでいてとても楽しかったです。語り口が軽快で。もし機会があったら原版と比較してみたい。

# by karacli-orchestra | 2010-11-21 23:59 | 今週のまとめ 

今週のまとめvol.126

Michael Ende「モモ」
・最近忙しい。時間に追われるというか、もうすでに追いつこうとして躍起になっている状態である。だけどその現状に何となく居心地の良さを感じていたりもして。そんなわたしはもう灰色の男たちの一員なのかもしれない。時間は大事ですと言いながら、もっともないがしろにしているのは、忙しいことを口実にするわたしのような人間なのかもしれないとつくづく思った。・・・・だけどやっぱり忙しい。何とかならないものか。

Poul Gallico「ジェニィ」
・猫好きならばと、往年の名作を読破。最近ネット上に「猫が水を飲むときの舌の働きが判明」という外国の記事が載っていたが、何てことはなくて半世紀以上も前に書かれたこの本にはちゃんと載っている。あれあれ。そんな、随所に猫に対する愛情が見られる作品ではあるが、如何せん物語の着地点がいまいちだと思う。最終的に人間の身体に戻ってきたピーターの成長が全く見られないのだ。猫になってあんなに色んな事が起こったのに、結局それらを反故にする締め方だったのが非常に残念。

籐真千歳「スワロウテイル人工少女販売処」
・「文章が平坦で読みやすい」という意見をよく目にするが、いやいや、読みにくいでしょうこれは、無駄に長いし。最初から最後まで説明説明説明・・・・だし。誰が言っていたのかは忘れたけど、「難しいことを難しいままでしか書けないなら、それを書くのはやめた方がいい」という言葉を思い出しつつ、結局何が起き、どのように収束していったのかわからないまま、最後まで読み終わってしまった。

西澤保彦「幻視時代」
・はっきり言って最近の西澤作品は性に傾倒し過ぎていてげんなりしている。そんな中でこの作品は久しぶりに純粋にロジックだけを楽しめるものだと思う。第五部からの酩酊推理がいかにも西澤作品。比較的さらっとした文章で書かれているので、初心者でも読みやすいのではないかと。

# by karacli-orchestra | 2010-11-14 23:11 | 今週のまとめ 

今週のまとめvol.125

津原泰水「アクアポリスQ」
・題材はいいと思う。アニメとかにすると雰囲気出そうだ。だけど如何せん風呂敷を広げ過ぎた感がある。こんなに色んな要素が詰め込まれているのにこのページ数は少し少な過ぎると思う。読むときは想像力をフルに活用することをお勧めする。

谷崎潤一郎「谷崎潤一郎マゾヒズム小説集」
・タイトルでちょっとどころかかなり引いてしまうが、怖いもの見たさと中村佑介の表紙絵欲しさに買ってしまった。レジで店員さんに「何買ってんのコイツ」みたいな目で見られはしたけど。内容はと言えば、想像していたほどSMっぽくないんですね。「少年」という話は凄まじいけど。使われている日本語がとても優雅なので陰惨ではない。ハードなものを求める人には(そんな人がここの感想を見ているとは到底思えないが)あんまり向かないかな。

西澤保彦「聯愁殺」
・9月に東京に行ったんですが、やっぱり都会はいいですね。大型書店があっちこっちに。そのとき、この作品の単行本を見つけ、迷った挙句結局買わずに帰ってきてしまった(代わりに飛鳥部勝則の「鏡陥穽」を買ったけど。お宝)。そして帰ってきてから後悔したんですね。その矢先に文庫になったので嬉しかった。内容は如何にも西澤作品といった趣で、最初から最後までがっちりと論理論理論理・・・・。そしてその退屈な議論の果てには衝撃の真実が! このギャップがとても素晴らしい。ただ、あんまり爽快な終わり方をするわけではないので、一応忠告を。

綾辻行人「人形館の殺人」
・館シリーズ第4弾。なまじ3弾目がよかったので、期待してしまったのだけど、何というか、そう来たか・・・・といった感じ。あっちの方の話です(どっちの方だよ、って言いたいけど、読んでもらえればわかるんですね)。こういうオチはだめ、とは言いませんが、個人的には好きじゃない。「梅沢家事件」のような小ネタを挟んできたのは少し面白かったけど。

梶尾真治「ボクハ・ココニ・イマス 消失刑」
・消失刑っていう設定が素晴らし過ぎる。正直こんな刑、わたしは耐えられない。一週間足らずでおかしくなってしまうと思う。終盤の展開が少し強引な気がしないでもないけど、ラストは巣k沿い切ない感じで終わります。主人公、ほんとにその後どうなっちゃったんでしょうね。気になるけど、このまま終わる方が絶対いいと思います。

柴田よしき「朝顔はまだ咲かない 小夏と秋の絵日記」
・柴田よしきと言えば、社会派な女流ハードボイルドのイメージがあったけど、こんな軽いタッチの本も書いてたんだなぁと少し意外だった。ミステリーというよりは、小夏が社会復帰するまでの成長記といった感じか。こういうタイプの連作短編と言えば、坂木司シリーズを思い出す。が、読んでない・・・・。

山本弘「MM9」
・先日慎也にテレビをつけたらやっていたドラマがあまりに面白かったので原作も読もうと思い立つ。ドラマとは少し違うんですね。どっちも面白いです。SFなんだけど、神話とか妖怪とかの要素も盛り込まれていて、伝奇ファンにも受けるんじゃないかな。

# by karacli-orchestra | 2010-11-07 23:21 | 今週のまとめ 

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